- 皆さん、こんにちは。大分からわかりやすい資産運用を伝えていきますブルーローズの野﨑久美です。
日経平均、21年ぶりの高値
日経平均株価が昨日までで11日続伸となり、21年ぶりの高値を更新中。
それに加え、昨日の米国市場も、ダウ平均が22956.96ドル、ナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数とあわせ、主要3指数が過去最高値を更新。
マーケットは好調ですが、ふと21年前、何をしていたかなぁと振り返ってみました。
今から21年前と言えば、1996年。私はワーキングホリデーのビザを取得し、オーストラリアのシドニーにいました。4年後の2000年には、シドニーオリンピックが開催されるということで、街全体が湧いていたのを覚えています。
まだこの頃は、まさか7年後に、証券業界に足を踏み入れるとは全く思ってもみなかったことでしたが、なんとなく予感があったのかなと思うのが、当時のホストファーザーが投資家で、毎日テレビのニュースを見たり、数字が書かれたデーターの分析をしていたり、私自身もシドニー市場を横目に、毎日アルバイト先の免税店に通っていました。
皆さんは、何をしていましたか?
マーケット(市場)を振返る。
21年ぶりの好調なマーケットの話題を新聞やニュースでみると、なんとなく気になりはじめ、自分も買ってみようかなとか、儲けたいなぁという心理も働いたりしてきます。
ですが、過去振り返ると、これまでもいろんなショックがあり、常に一本調子で上がり続けることはなく、上げ下げを繰り返しながら世界経済は動いてきました。
1996年の翌年、タイを中心に始まったアジア通貨危機。
2000年のITバブル崩壊。
2001年米国同時多発テロ。
2002年~2008年には「いざなみ景気」と言って、日本の最長機関の好景気期間5年9ヶ月という月日があったんですね。
その後、サブプライムローン問題を発端に、米国の大手証券会社リーマン・ブラザーズ証券が破綻した2008年の「リーマンショック」
さらに、2010年の東日本大震災などもあり、日本株も苦しい時代が続きました。
救いの施策として、市場を動かしたのは「アベノミクス」。
円安・株高の波に乗りましたが、なかなか2万円台を超えて、その後の勢いは続きませんでした。
この間も、2015年中国株のバブル崩壊、2016年イギリスのEU離脱など、世界的に市場に影響を与えるニュースは絶えることはありません。
冷静に時(タイミング)をみる。
この業界に入って14年。これまで上げ相場にわけわからず乗って痛手をこうむり、その失敗から学ぶことなく同じ繰り返し(投資行動)をしている人も何人も見てきました。今のような上昇相場になると、勘違いをする人もいます。
株は買えば上がると。
そして忘れている人もいるんです。資産が半分になったり、三分の一になったりしたことを・・・。
過去の経験やデータから学ぶことは多々あります。
最も大切なことは「マーケット(市場)に振り回されない自分」を作ること。
そしてどんな時にも感情に流されず、冷静さを見失わないこと。
目指すゴールに向かって、時間を見方に「継続」することで、マーケットに振り回されない自分と資産、その2つが価値あるものに育っていくと私は信じています。
真の投資家について、私なりの考えをまとめたものがありますので、こちらをご覧ください。「真の投資家とは」
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